秋の名所登山の思い出
いつごろからが、登山が人気になりましたね。
その中でも、標高が高くなく交通の便がよい、そして紅葉が美しいということ都内某山が爆発的に混雑しました。
今でも混んでいるのでしょうか。
休みの日にその山に向かう電車に乗ると、バックパックを背負ったご夫婦やご年配のグループの皆さん、若いカップルなど見かけるので、きっとまだまだ人気なのでしょう。
私も、人気が出始めた頃に一度足を運んだことがあります。
確かもうじき紅葉がはじまるな、という秋口の時期だったと思います。
駅の改札を降りると、その瞬間から、経験したことのないほどの混雑。
改札口から、ロータリーらしきところを抜けようにも人がいすぎて一向に動けないのです。
遅々として進まない人の流れにかろうじて我慢しながら付いていき、道を進みました。
途中そば屋が並ぶ通りがあるので、人の波も半分はそこで流れたようです。
その後は何とかスムーズに山の入り口にたどり着きました。
あとは順路をたどって登山をするだけだったので、それ自体はとても楽しいものでした。
都内でこんなに自然を楽しめて、適度な運動にもなるからこれは人気が出るのも頷ける、と思ったものです。
ですが、頂上につくとまたそこも人だかり。
頂上に着いた実感も得られないほどの人で、ここは中腹の休憩所なのではないかと錯覚した程でした。
そして何より閉口したのが、お手洗いの行列です。
なんと1時間待ち、と言われました。
この待ち時間も、かつて経験したことのない衝撃。
こんなに待ち時間があったらもう間に合わないと思うのは私だけではないはずです。
見た限りでは皆さん涼しい顔をしていましたが…。
とても素敵な山なので、ぜひともまた行きたいと思うのですが、いかんせんあの行列。
どうしても二の足を踏んでしまうのです。