雛人形が夢に出てきた

節分が終わったら、じきにひな祭りになります。
雛人形というのは、女子の身代わり人形だそうで、魔よけになる、という話を聞いたことがあります。
成るほど、身代わりになるから、雛人形をしまうのが遅いと婚期を逃すというのか、と今更ながらに気づいてももう遅いかもしれません。

それはさておき、先日夢に雛人形が出てきました。
それも私の母のものが出てきたのです。
母のものはそれこそ年代物の、とても小さなかわいらしい男雛と女雛で、今残っているお道具は鼓と、太鼓と、太鼓の台くらいのものです。
その太鼓の台が壊れています。
ちなみに、これは夢ではなく本当に壊れています。
年代物らしく、本当にがたが来ているのです。
その壊れた台をずっと直そうと思って去年から持っているのですが、いまだに直していないまま、雛人形から離れたところにしまってあります。
夢では、雛人形がその台を探しにきたのです。
「台がない、台がない」と悲しそうに泣いています。
夢を見たそのときは別になんとも思わなかったのですが、今こうして文章に戻してみると、少し怖いです。
この夢を見させたのが雛人形だと思うほど私は信心深くはありませんが、私の記憶が見させたことは間違いありません。
ずっと直していないのが気がかりなのです。
じきに春がきて、ひな祭りを迎えようかという時期にこの夢を見たからには、さすがにお探しの台を直して差し上げねばまずいと思っています。
もし直さなかったら、今度は本当に雛人形が夢を見させてくると思います。
そう思って、ああ自分は日本人だ、と改めて認識を正したのです。

お雛祭りの意味をしる

雛祭りといえば、女の子の節句ととして、毎年お祝いする人も多いと思います。
そんな雛祭りの由来をちゃんと知っている人が、今は少なくなっているようですね。
せっかくの御祝いですから、子どもにもその意味をシッカリと理解してほしいと思いますね。

雛祭りには雛人形をかざるのが一般的ですが、この雛人形にも意味があるとご存知でしたか?
雛人形は子供の身代わりとなって、事故や病気などから守ってくれるということで、子どものすこやかな成長を祝う為に飾る物なんですよね。
そういう意味がある雛人形ですから、ほんとうは姉妹それぞれにもっていなければいけないのだけれど、そんなに飾る場所もないので妹には市松人形を購入するご家庭も多いそうです。
そういえば私も妹なので市松人形を持っています。
小さい時は自分はお雛様がないことにとっても不満を覚えていましたら、市松様も同じような意味があったんですね。
大人になってわかりました。
そして、雛人形は節句がおわったらなるべく早く片付けないといけないともいわれていますね。
それは、子どもの身代わりとなって守ってくれるからあまり長い間身近に置かない方がいいという意味があるそうです。
また、片付けが送れるとお嫁にいけないというのは、片付けがきちんとできない用では嫁の貰い手がないとう戒めもあるそうです。
こうやってきちんと意味をしると、もっともっとこの伝統的な節句を大切にしたいと思いますね。
女の子の成長をお祝いする日、素敵ですね。

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