冬の寒さについて
毎年2月が近づくと、一番の寒さに耐えないといけないと覚悟します。
大晦日から新年にかけて、一年が終わることで何か新しい春がくるような気がしますが、それはあくまで暦の上での話であって、実際にはそんなに甘くないのです。
年間通して一番雪が降るのも2月、だから一番寒いのも2月なのですから。
寒さに関して言えば、人は経験によって慣れるということをしないと思っています。
これは暑さに関しても言えることですが、毎年天気予報や気象ニュースで、例年を上回る暑さだとか、平年にない寒さだとか耳にしても、はてそれがどのくらいの体感温度だったのかは、とんと思い出せません。
遠い記憶では、昔はもっと夏涼しかったとか、冬はもっと雪が多かったから寒かった、なんていうものがぼんやりとはあるけれども、それも新陳代謝が今より良かった昔の話で、正確な比較はできないのです。
だから、なにがあっても毎年2月には、必ず新しく生まれる「寒い」という感覚に晒されなければいけません。
それで今冬は、といってもまだ初めて2ヶ月くらいなので効果の程は確かではありませんが、某有名生薬酒を取り入れることにしました。
毎回1、2回で面倒になって断念していたこの薬ですが、年々ひどくなる冷え性に対してようやく危機感が生まれたため、現在連続最長記録を更新中であります。
果たしてこれがいつまで続くかは定かではありませんが、今のところ「身体にいいものを摂取している」という安心感からか、何となく身体の先端の先端が、いつもより冷えていない、ような気がしています。
おそらくこれが世に言う「プラセボ効果」というものなのでしょうか。
なんにせよ、早く冬が終わればよいと思っています。