英語好き
英語を習ったこともあるし、自分で自発的に何年か学習していたこともある。
英語を習ったというのは、英語塾や英会話教室ではなくて学校での授業のことだ。
人よりやってきたから、人よりできるようになった。
結論からいえば、日本の英語教育は間違っていると言わざるを得ない。
今は、英語の授業導入が早まったし、これからも開拓されていくようだから、少し希望は持っている。
しかし、私や私以前の学生達はもったいなかったなあと思う。
もっと効果的にあの時間を使ってくれればと心底がっかりする。
せっかく週に何時間も授業時間を取るのだから、少しは話せるようになって、大学生なり社会人になるべきだと私は思うのだが、間違っているだろうか。
この話をすると、大学で論文を読むための英語だからしょうがないという意見があるのだが、読むためだけに英語を習うなんて、そんな馬鹿らしいことがあるだろうか。
私は浪人時代も含め三年ほどで実力を上げた。
生の英語を使い、日本語を使って英語の勉強をするというおかしな方法は取らなかった。
そんな風にしているうちに、自然と英語を話せるようになっていき、最終的な大学受験では特に対策もせず、高得点を取ることができた。
自分の信念のとおり行動して、それが実ったのが嬉しかった。
大学に入っても、周りの人の出来なさにガッカリしてしまった。
この大学の大学生は他の勉強はすごくできるのに、英語はまるでダメなんだなと悲しくなった。
何も母校に限ったことではなくて、どの大学でもそうだろう。
英語教育はどこの高校でもそう変わらない。
私は一人で人と違うことをやってきたことに誇りを持ったし、与えられている教育が正しいものではないんだと確信することができた。