コンプレックス

私は小さい頃から、自分の顔の、両目が離れているところが嫌いでした。冗談と分かっていますが、父から、そのまま大人になったら目が頭の後ろの方に行っちゃうよ、と言われたこともあり、とても気にしていました。
 成長するにつれ、容姿を気にする年頃になると、ますます自分の顔が嫌だと思うようになりました。私は3歳年上の兄と、2歳年下の妹がいるのですが、何で私だけと悲しくなった時もあります。

そんな私は、自分に自信を持つことが出来ず、人と接するのも苦手となりました。
 そんな私にも転機が訪れました。たまたま読んでいた雑誌に、顔のパーツに関するコンプレックスを目立たせなくするメイク術、という特集が組まれていたのです。その中には、私の気にしている離れ目の他にも、一重を気にしている人向け、鼻が低いことを気にしている人向け、えらが張っているのを気にしている人向けなど、内容も豊富でした。自分にも似合うだろうかと多少不安に感じるところはありましたが、ダメ元でやってみようと思い、私もそのメイク術を取り入れてみたのですが、我ながら綺麗になったと思うことが出来ました。またメイク術の他にも、沢山の人が容姿に関する悩みを抱えていることを知り、劣等感や負い目を感じなくなりました。
最近では自分の目の事を、ネタとして自虐的に話を出来るようになり、むしろチャームポイントだと思えるようになりました。また周りの人も、全く気にならないと言ってくれるので、私の悩みは完全に解消されました。あの時新しい事に挑戦してみて良かったと、心から思います。

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