社会科について考える

小学校の授業で社会科ってありましたよね。
社会科って、でも一体どういうことなんだろう。
ふと考えるとあまりにも漠然としていてイメージが浮かばないのです。
自分が小学生だった頃の印象では、社会科はとにかくごちゃごちゃしたものでした。

どこの県はぶどうの生産が日本第一位とか、衆議院の任期は4年、弥生時代の埴輪とか、あまりに広範囲に渡って学ばせるからでしょうか。
ついこの間まで好きな時代にテーマを絞って壁新聞を作っていたのに、明日からは白地図で県名を覚えなくてはいけない、なんてことは日常茶飯事でしたよね。

中学高校に上がると、社会科に取って代わり、地理と公民と歴史に細分化されます。
そもそもこんなに時間をとらなくてはいけない科目だったのですから、小学校で習ったものは概要といったところでしょうか。

ところで、大人社会、とか子供社会という言葉があります。
あれはよく分かるような気がします。
なぜなら自分達が実体験で得た知識ですから。

子供時代にもいっぱしの社会があって、人間関係は大人顔負けに複雑を極めているのです。
強い子もそうでもない子もいて、その格差の中を渡っていく術を身に付ける。
もちろん、強さの種類も人それぞれです。

それが大人になると、今まで同じ年頃の人間だけで成り立っていた社会の層がぐっと厚くなり、今度は縦の関係性を学んでいく。
そういえば縦社会なんて言い方もしますね。

もし社会科が、社会の仕組みを教える教科であるなら、そういうひとつひとつの集団行動の単位としての社会の渡り方を教える科目であってもいいですよね。
これならばきっと動物としての本能で理解できると思うのです。

…とは言うものの、もし本当にこんな授業があったとしたら、自分の子供には受けさせたくないですね。

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