高級鉄道の旅

近年、高級鉄道でいく旅が人気です。
昔から外国の小説や映画でも、寝台列車というのはお馴染みだし、日本国内でも根強いファンのいる旅の方法ではあります。
何となくサスペンスの印象もついているような気もしますが、実際にそんなに事件が起こったら営業が続くわけがありません。

それはさておき、特に最近また注目されるようになったのは、九州で開通した超豪華列車に端を発するでしょう。
テレビでもよく特集を組まれています。
個人的に驚くのは、シャワーや洗面台で水が使えることです。
これはほとんどの寝台列車でも付いているようですが、なんと革新的な技術でしょうか。
新幹線や飛行機の水洗トイレと実力伯仲だな、と思います。
車内を見ると、とても列車の中とは思えないような部屋のつくりに、豪華なディナーが食べられるダイニング・カー。
これはまるで酒脱なバーのような雰囲気だったりするのです。
出される料理も、車内で調理していることがにわかに信じられないような揚げ物だったりステーキだったり、が出されます。
本当にすごいこと。
限られた空間と条件の中で、それを感じさせないサービスを提供するというのは一体どれだけの献身的なプロ意識でしょうか。
それを体験するためだったら、高額の宿泊料も納得というものです。
とはいうものの、やはり一泊で出せる金額の許容範囲というものがあるので、庶民である自分には到底夢の話ではありますが。
現在キャンセル待ちが何年か先まで埋まっているというからこれには驚きです。
いずれ老後には、こういう旅ができるような余裕が欲しいな、と思うこのごろです。

仙台は住むのも旅に出るのも良いところ

仙台には美味しい物やステキなカフェも多く、気持ちの良い所です。爽やかな場所でもあります。

だいぶ昔、仙台が駐在する方にとってとても人気のある地だと聞いたことがあります。
単身、家族を家に残して一人で住む方も多いと思いますが、きっと複雑な気持ちがするのでしょう。
しかし、それが仙台であれば多少は前向きに思えるものなのかもしれません。
どうして仙台が人気の地なのか、是非訊いてみたいなと思います。
私的には、凄く好きな地です。
友人や知人が多く暮らしていることもあるのですが、理由はそれだけではありません。
都会で便利なこともあるのですが、それでも都会過ぎない爽やかな雰囲気が好きなのです。
それに、美味しくて可愛いお店があるところも気に行っています。
牛タンを初めて食べた時の感動は、今でも覚えています。
これまで牛タンと言えば薄切りになっているものしか食べたことが無かったのですが、ある時たまたま入ったお店で、分厚いフワフワノ牛タンを食べました。
口いっぱいに広がる旨み。
噛みごたえがあり、なんとも贅沢な気持ちになりました。
それに、中心地から少し行けばおとぎ話の中に出てくるようなかわいらしいカフェもたくさんあります。
これは、現地に住んでいなければ分かりにくいかもしれませんが、友人に誘われ行った本当に癒されるお店でした。
実は、仙台であれば車で行くこともできる距離なのですが、私はあえて新幹線で行きます。
もともと鉄道が好きだという事もあるのですが、遠くに行くような気持ちになれるで好きなのです。
気持ちがざわざわしている時や、嫌なことが続いた時も、ふらりと旅に出ることで気持ちのリセットができるのも嬉しいところ。
出発する時は、どうしようか迷うこともあるのですが、帰って来た時はいつも出かけて良かったと思うのです。

»