悪いウワサに負けないで頑張ろう

誰でも、自分の知らない所で自分の話しをされるのは、嬉しくないのではないでしょうか。
良いウワサ話であれば悪い気はしないとおっしゃる方もいますが、私はたとえ良い話であっても話題にしてほしくないなと思ってしまいます。

それに、ウワサは大抵そうではないことが多いような気がします。
一体、どこからで出てきたのだろうかと思うような作り話を聞くこともあります。
真実であればまだしも、そうではないことを平気で言って歩くような方を見ると、腹立たしさを通り越して呆れてしまいます。
ひょんなことで、おかしなウワサを流されてしまうこともあるようです。
もしかしたら、誰でも一度はそんな経験があるのではないでしょうか。
人は、人に関心がある生きものなのかもしれません。
本当は、自分にこそ目を向けるべきなのに。
心が弱っている時、このように変なウワサや良くないことを話題にされていると知ると、益々落ち込んでしまうこともあります。
人が怖くなってしまったり、外に出たくないと思うこともあります。
でも、最近思うのです。
そんなくだらないことに負けちゃだめだと。
そんなことでは、今の時代を生きて行くことはできないと。
何を信じるのか、何を信じないのか、それらは皆自分次第。
そして100人いたら、皆同じという事はないのです。
もし今、くだらないウワサによって深く傷付いている人や、人が信じられなくなっている人がいたら一緒に頑張りませんか。
私も怖いし泣きたくなるけど信じています。
状況はいつも、変化していくものだと思うから。
ウワサになんか絶対に負けないように頑張ろう。

友達が家でたくさんの小鳥を飼っていて

むかしむかし、とても仲が良い友達がいました。
私と全く異なるタイプの人間で、非常に頭が良くきちんとした男の子だったことを覚えています。
静かで、でもちゃんと話せば笑ったりしてくれる良い友達。
今でもその子と遊んだ時のことを懐かしく思い出します。
その子の家では、たくさん小鳥を飼っていました。
電話している時も、受話器の後ろの方から小鳥の声が聞こえてきます。
「チュンチュン、チュンチュン。」
当時、犬を飼っている家はたくさんあったのですが、小鳥を飼っている家は無かったのでとても羨ましく思ったものでした。
遊びに行くと、そのたくさんの小鳥を見せてくれるのも楽しみでした。
人付き合いが苦手だと聞くその友達は、私にとっては大切で面白い友達。
喧嘩もしたり、悲しい思い出も無い訳では無いけれど、やはり良い時代を思い出す時はいつも楽しくなります。
今どこでどうしているのか全く分かりません。
色々なウワサが聞こえてくるのですが、それが本当の事なのかどうなのかも分かりません。
ただ、優しさの無いどうでも良いウワサを耳にすれば心が痛みます。
もう電話をかけることも全く無くなったので、今でも小鳥たちがいるのかどうか分かりません。
それに携帯の時代ですから、家の電話にかけるということも無いでしょう。
もう10年以上顔を見ていない友達。
時が流れるのは本当に早いものです。
彼がどこに住んでいても良いから、元気で幸せに逞しく生きていてくれることを願っています。
そして、いつの日かまた笑ってみんなで気軽に再会できたら良いなと思っています。

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