年齢を重ねて行くことで気づくこと

年齢と共にいろんなところが変わってきますが、それは何も肉体的なことだけではないようです。
年を取る度に、考え方が少しづつ凝り固まってきているように自分で感じています。

こうあるべきだとか、絶対にこうしなければならないとか。
それは、これまで自分が身を持って経験したことや学んだことから現れた自分の思い込みによる真実である場合も少なくありません。
自信があるからこそのマイナスとも言えます。
でも、時は流れていますし世の中の価値観や考え方などもどんどん変わってきています。
知らないうちに様々な物がこの世に登場していますし、何でも目まぐるしく形を変えているのです。
その中で、何時の時代の真実なのか分からないものを頑なに信じて疑わず、それを他の方にまで通そうとするのはやはり無理なことなのかもしれません。
私は絶対にそんなおばさんにはならないと思っていても、いつの間にか近づいてきていることもあります。
そして、ショックを受けるのです。
可愛いお婆ちゃんになりたいなら、やはり凝り固まった考えをしていては良くないと思います。
みんな何らかの理由があって色んなことを抱えながら生きているのですから。
それを知らずして、その人の考え方を否定したり自分の考えを無理やり押し付けていたら、きっと誰もそばに近づいてはこなくなるでしょう。
体にも心にも色んな変化が起きてくる年齢。
もう少し本気で、これからを考えて行かなければならないなと思いました。
とりあえず、すぐに人の考え方を否定しないように気を付けたいと思います。
お手本になる素敵な方も身近にいます。
私も見習いたいものです。

お金の他にも必要なものがある

お金が無ければ確かに、今の世の中では生活していくことはできません。
何をするにしても多少なりとも必要になってきますし、将来の事や老後の事を考えた時も、やっぱり頼りになるのはお金だなと思います。

しかし、そんなことを言っている私ですが、お金だけあっても生きては行けないという事も知っています。
恐らく、どんなに大金がある方でも同じではないでしょうか。
人は、人と接しながら繋がりながら生きていると思うようになったのは、ある程度年齢を重ねてきてからだと思います。
特に子育てをしていると、絶対に一人で上手く育てて行くことができないのだとしみじみ思わされるのです。
教育関係者や、同じように子供を育てている方はもちろん、地域の方などの存在がとても大きなことに気が付きます。
ですから、私を含め子供を育てる方は皆謙虚であるべきですし、やはり困っている方に手を差し伸べる気持ちも必要だと思うのです。
少なからず、我が家ではそのように話しています。
だからという訳ではありませんが、私はできるだけ募金するようにしています。
裕福ではない家庭ですから、そんなにたくさんのお金を出すことは難しいのですが、洋服を一着くらいは買える程度のお金は募金しています。
本当に少ないですから恥ずかしいのですが、少しは、世の中の為になっていれば良いなと思っています。
本来、お金は使うからこそその価値を発揮するもの。
ムダ使いは良くありませんが、世の中を上手くまわって行き、みんながハッピーになれれば理想的ではないでしょうか。
お金が必要な分だけあって、人との良い関係もあり、毎日笑って朝が迎えられるような日々を過ごせたら最高だと思います。

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