最近増えているスーパーアニマルについて
最近街中にいる動物の知能が高くなっているような気がします。
以前アパートにねずみが出ました。
建物がとても新しいとは言えない程、言い方が悪いがおんぼろだったので、天井裏にあったであろうスキマから出てきたようです。
ねずみに恨みはありませんが、衛生的とは言いがたいので、なんとか出入りを防ぐことにしました。
ところがそれがなかなか上手くもいかないのです。
ここかと思うスキマを埋めても、翌日になったらまた新たな痕跡が残っている。
一番不気味なのは、姿を見せないということです。
専門家の話では、どうやら夜中に行動をするらしいのです。
人がいなくなったのがわかるようで、そのタイミングを見計らって出て来るという話です。
ある時は、コーヒーミルクがやられました。
一個一個がポーションになっている、よくあるタイプのやつです。
あのプラスチックの部分に歯で穴をあけて、中のミルクだけをきれいに飲み干していました。
セロファンにくるまれたチョコレートも、セロファンははがしてチョコレートだけ食べていましたし。
そのときには部屋中を本気で掃除しました。
結局業者の人に建物中を見てもらっていつの間にかねずみは出なくなっていたのですが、本当に賢いと舌を巻いてしまいました。
それに、どうやら遺伝子も進化しているようで。
最近ではどんな薬もきかないスーパーラットとか、甘いものではなく辛いものとか、本来食べないようなものを好むスーパーコックローチなんてものも誕生しているそうです。
というのを夕方の報道番組で見ました。
夕方の報道番組は、そういうプチ情報を教えてくれるのでつい見てしまいます。
それはそうと、たった数年やら十数年の間に遺伝子が進化してしまうというのは、進化論も驚きでしょうね。
この先地球を制するのは、こういう遺伝子レベルでイノベーションを起こしていく動物なんではないか、と、半ば確信した次第であります。