掃除した努力の成果をゴミ箱が物語る部屋
お友達が今日私の部屋に遊びに来ます。
大学が終わった後、一緒に部屋に戻ってみんなで焼き肉をしようという計画なのですが、昨日からずっと掃除をしている私。
どこもかしこも気になってしまい、仕方がありません。
玄関を一歩入れば、その家がどんな状態かすぐわかるなんて言葉、よく聞きます。
その言葉に私は感化され、昨日は玄関掃除を2時間しました。
なかなか綺麗になったな…と思った瞬間、目に入ってきたのはトイレ。
やはりここもみんなが使う場所だし、ピカピカにしておきたい…と思い、そのままトイレ掃除へと移動した私。
もちろん、ジャージで掃除していたのですが、ゴム手袋が欲しいと思い、洗面所にまで取りに行くと洗面所も気になり始めました。
水周りは綺麗にしておかなくては…と使い古した歯ブラシを持ち、洗面器を磨き始めた私。
もちろん、玄関に置いてあるほうき、そしてトイレに置いてある雑巾はそのままにしてありました。
さらに、掃除で使用した歯ブラシを捨てようとゴミ箱を見るとすごく汚れていました。
急いで忘れないうちにやった方がいいなと思って、お風呂場に行き、ゴミ箱掃除スタート。
もうここからはどんどん場所を移動して全て中途半端にしていた私は、疲れてその日はお風呂に入って寝てしまいました。
すると、全部明日やればいいと思っていた片付けを汚くなるからと玄関に置いてしまった私。
2時間かけて掃除した綺麗なはずの玄関はいつもの私の部屋と同様、物で散乱しています。
朝早く起きた私は玄関をまず掃除。
もう選別なんてしていられません。
使った歯ブラシ、雑巾をどんどんゴミ箱に入れていきます。
なんとか荷物がなくなり、綺麗になった部屋を満足する私は友達と今から家に帰るのですが、…あぁゴミをゴミ箱に山盛りに入れたまま来てしまった…と気付いた今、もう隠すことは諦め、友人にありのままの自分を受け入れてもらうしかないと覚悟しました。