悟り
最近、なんだか「悟ってるね」と言われることがよくある。
まだまだ血気盛んですよ!と思うのだが、確かに自分でも浮き世離れしているように思うことがある。
物欲がめっきりなくなってきた。
食欲も驚くほどなくなった。
三食きっちりと一汁三菜食べて、甘い物も三時に食べて、というような食事スタイルに疑問を感じて、お腹が空いたら食べようと思うようになった。
玄米おにぎりと味噌汁だけで朝昼。
夜は野菜のおひたしと味噌汁、ごはん、漬け物、のようにシンプルなもの。
肉や魚、卵の食べなくちゃ!と昔は思っていたが、究極に「弥生時代の人とか、肉食べてなかっただろうし。
でも生きてたし。」とか「江戸時代の一般的な食事と一緒だし、大丈夫。」と謎の解釈を自分で行っている。
高熱が出たときに、病院でブドウ糖の点滴を打ってもらうが、あれと同じでとりあえず糖摂っておけば死なないでしょう、と思っている。
だから、バランスよく何十品目の野菜や、旬のお魚を食べましょう!というのが間違っているとは言わないが、それらを食べなくても生きていけるのだ。
私の好きな作家さんが今年の目標として「死なない」を掲げていた。
「生きる」ではなく「死なない」という言葉、本当に究極だと思う。
そうそう、キラキラして人生送られないかもしれないけど、死ななければ大丈夫!と思うようになった。
そんなことを思うようになってからは、食べ物以外でも洋服や靴などに執着心が無くなった。
着られれば良い、というように思ってしまうようになったので、ぐーんと買い物に使う額が減った。
良いことなのか、どうなのか、よく分からない。