計画後伸ばしにする人
ある友達は、1か月前から渡されている原稿の仕事を3日前になってもしていません。
1か月も前に渡されているにもかかわらず、そして、1か月後には必ず仕上げなければならないにもかかわらず後伸ばしにしてしまうのです。
そして、当日になってあわてふためいてできないと叫びだすのです。
その一方、自分の子供には、冬休みの宿題を前もってしないと言って怒っています。
やはり親子似てしまうのでしょうか。
子供の中にも、休みの前日になっておおくの宿題を抱えてしまう子がいます。
きっとそういう子は大人になっても、グズグズしてやらなければならないことを後伸ばしにしてしまうのでしょうね。
周りにいるものは、その様子を見て焦ります。
提出の前日、当日に病気にでもなったらどうするのでしょうね。
そういう人は、今までなんとかなってきた、というのですが、これからもずっとなんとかなるとは限らないとおもうのですが。
でも、それも人の性格、しょうがないことなのでしょうかね。
私は、やらなければならないことははやいうちから始めます。
ただし始めるには始めるのですが、徹底的にできるほうではなく、4分の3ほど終わったところで力尽きてしまうのです。
それからはそれに手をつけることなく、期限ギリギリになって残り4分の1をやるのです。
始めは頑張るけど、終わりまで続かない私の性格を把握した今では、始めにとにかく飛ばします。
そして、のこり4分の1は、かなり無理してでも終えるように努力しています。
ラストスパートに長けている人もいるかもしれませんが、私ははじめに飛ばすほうがいいようです。
ポイントは残り4分の1をどうやってやるかです。
そんな私は、最後のギリギリまで手をつけていない友人の様子にハラハラしています。
NSY団
大学生の時、私はサークルに入っていませんでした。
しかしだからと言って勉強ばかりしていたわけでも、アルバイトに明け暮れていたわけでもありません。
サークルに入る代わりに私は、仲間内で色々な遊びを開発して遊ぶ、小さいグループを作ってそこで遊んでいました。
グループの名前は「NSY団」といいます。
「の」こり少ない「せ」いしゅんの日々を「ゆ」う意義に過ごす「団」の略です。
私が団長で、他に6、7人程メンバーが居ました。
活動内容は大きく分けて二つで、休日に身体を動かして遊ぶことと、講義の休み時間を利用してちょっとした遊びをすることです。
後者ではよく、トランプ等を使ってオリジナルのゲームを作って遊びました。
前者は、それなりに大掛かりな活動でした。
缶蹴りと尻尾取りを合わせた「缶蹴り尻尾取り」や、大学の校舎外全てを使った「チーム戦かくれんぼ」などは、準備が簡単で手軽に楽しめるので、よく行っていました。
他にも、濡れると色の変わるTシャツを着て水鉄砲で撃ち合うサバイバルゲームや、背中に書かれた三桁の数字をお互いに盗み見つつ相手から隠れる「密告ゲーム」などもやりました。
これらはかなり準備に時間をかけて、綿密に計画を練って行いました。
今考えると、大学生にもなってよく皆付き合ってくれたなぁと思います。
そもそもこのグループを作った理由が、「大人っぽいサークルしか無くてつまんない」だったので、存分に子供らしく遊ばせてもらいました。
大学の時の時の友人達とは、もう殆ど連絡を取っていないのですが、NSY団の仲間達とは未だに会ってご飯を食べたり遊んだりしています。
似たような感性で似たようなことを楽しいと思える仲間なので、一生大切にしていかなきゃな、と思います。