食わず嫌いとゴミ
私が住んでいる地域では、燃えるゴミ・燃えないゴミ・ビンとペットボトルの3分別でゴミを捨てる。
私はビンや缶、ペットボトルを資源ゴミでスーパーに持っていっているので、実際は週に2度の燃えるゴミがほとんどだ。
夏場は2度あったとしても、生ゴミに小バエがたかりそうで警戒する。
他の地域では、生ゴミの日があまりなくて、捨てるタイミングを逃してしまえば最悪だ、という話も聞いた。
サラリーマンで忙しい人などは、捨てるタイミングを逃すことも良くあるだろう。
そういった地域では、夏場の小バエ対策として、生ゴミは冷凍庫に入れている人が多いんだとか。
ゴミといっても、野菜の皮やヘタ部分、きのこの石づきなどだから、野菜くずだ。
まだゴミになる前と捉えていれば、冷凍庫にとりあえず入れておくのも抵抗がない。
このように乗り切っていると聞いて、なるほどな〜と感心した。
中でも、高齢の方はかなり工夫しているようだ。
ゴミの日までに腐らないように冷凍庫に生ゴミを入れておいた間に、もしかしたら入院することになるかもしれない。
そうなれば、娘たちが家にやってきて着替えなどを用意したり、食べ物の整理をする。
そのときに、冷凍庫に生ゴミを見つけてしまい「おばあちゃん、ちょっとボケてきたのかな」と思う可能性もあるのだ。
そう思われては個人の尊厳が傷つく。
そこで、尊厳を守るためにも「腐敗防止のため、ゴミの日まで冷凍庫に保管しています」とビニールに書いているのだとか。
こうすれば、もしものときに冷凍庫を見た家族が驚くこともない。
なるほど考えているな〜と思ったし、まねしてみようと思った。
冷蔵庫の清掃
小さな一人暮らし用の冷蔵庫を処分して、大きなファミリータイプの冷蔵庫に今年買い替えを行った。
元の冷蔵庫をリサイクル業者に引き渡すために清掃を行ったのだが、買い取り価格を少しでも上げてもらえるように念入りに念入りに行った。
冷蔵庫のドアポケット部分の仕切りなどはすべて外した。
綺麗にしているように見えて、冷蔵庫の中は意外と汚れやすいものであり、洗剤で食器と同じように洗った。
そのあと拭きあげをおこなって乾かす。
そして冷蔵庫内部は、軽く汚れを取ったあと、重曹を溶かした水に新しいふきんを浸して全体を拭きあげた。
連結部分やゴムパッキンなどの細かい部分まで行うことが大事。
一番時間がかかったのが冷凍庫だ。
一人暮らし用の冷凍庫なので一つしかないが、氷の霜がびっしりと壁にくっ付いていたのだ。
しかも発砲スチロールくらいの厚さになっており、これを溶かしてしまえば水がダラダラと床にこぼれてしまうので、溶かさずに砕く作業を行った。
パワーがいる作業だった。
内部の清掃が終われば外側も拭きあげなどを行ったところで引き取り業者さんがいらっしゃった。
なんとプロと同じぐらい綺麗な清掃を行いましたね、と褒められた。
でも傷があったため査定額はアップしなかったが、ずっと使った冷蔵庫を手放す前に、感謝の気持ちも込めて清掃をできて良かったと思う。