映画はひとりで
映画を見るのは一人のほうが気楽です。
同じ趣味の友人と行くこともありますが、
見終わったあと率直な感想を言うのが苦手なんですよね。
テーマは共通の好みだと分かっていても、
本当によかったと思っているのかどうか…。
相手の本心を探りながら感想を言う癖がついています。
そこで、夫となら趣味も分かっているし、
思った感想にズレがあっても構わない、気も遣わないから大丈夫!
と思ったのですが、…そうでもありません。
以前、ある映画を一緒に見に行きました。
邦画で、私は主演男優のファン、夫は主演女優のファン。
二人で行けばちょうどいい、はずでした。
が、映画が始まってしばらくしてから
「しまった~!一緒に来なければよかったなぁ。」と感じるようになってきたのです。
出演者はよかったのですが、半分ファンタジーが入ったようなストーリー。
突拍子もないことが起こったり、想像の世界が入ったりする設定で、
夫はあまり好きではないだろうな、と分かってしまったからです。
思い過ごしであればよかったですが、
場内で笑いが起きている場面でも、
隣に座っている夫は笑っている様子がありません。
結局ストーリーには関係のない「夫の反応」が気になってしまって、
映画に集中できませんでした。
「今度からはやっぱり一人で見に行こう」と思っていますが、
人それぞれどんなふうに感じるかは個人の自由ですし、
見た映画の感想を話すのも、やはり楽しみではあります。
自分なりに考え、学習した結果、
私と夫が同じ映画を別々に見に行って、あとで感想を話し合う。
それが私にとって最適な方法では?という結論に達しました。
今のところ、それでうまくいっています。
単館映画の楽しみ方
最近仕事があまり忙しくなくなってきたので、映画を見るようにこころがけています。
元々映画は好きだったのですが、なかなか見れる機会に恵まれなかったので、今年こそは!意気込んでいます。
映画のいいところは何といっても音で物語を再現できるところ!
読書も好きなのですが、想像力があまり豊かではない私には、いまいち想像できない部分もあって(それが読書の醍醐味でもあるのですけれどね!)映画だと音や画面でそれを楽しむことができるので好きです。
またファンタジーなど想像しにくいものは映画を見てから原作の小説などを見ることにしています。
そうすると、映画で見ていたことがまた脳内で再現できて楽しいです。
DVDを借りてみるのも好きなのですが、やはり大画面で見たい!という欲求もあり、近頃は映画館に行って楽しんでいます。
市内にある有名な映画館で見るのももちろん楽しいのですが、最近は地元にあるローカルな映画館に行くことが多いです。
なかなか上映されることの少ない古い名作や若手監督による不思議な映画など、なかなか普通の映画館では見れないものも多数見れるため、行くうちに徐々にはまってしまいました。
流行の人気映画はやっていない代わりに、とても空いていたり、たまに安くなっていたりするので、気軽に落ち着いて楽しめるので大満足です!
今年に入ってからはまだあまり見れていないので、目標としては月に一回か二回は映画館に行けたらなあと思っています。