宝物になった本命チョコの結末

息子がたくさん義理チョコをいただいてきました。
本当に我が息子にくださったお嬢様方にはその義理を感謝してもしきれません。
もしもうちだけ全くもらえなかったらどうしよう…と心配していた私や私の姉、母が息子にいくつかチョコを用意していたほどでした。

そんな熟女からのチョコもいただいた息子は大喜び。
最近、おやつはいただいたチョコの中から好きなのを選んでいるのですが、ずっと食べずに取っておきたいと言ったチョコレートがありました。
「私は好きな相手からもらえたのかな?」と最初は思ったのですが、どうも違うようなのです。
好きな子からいただいたチョコはしっかりと初日に食べてしまったようでした。
「なんでこのチョコ食べないの?」と私が尋ねると息子は「これは僕の宝物なんだ。」と言ったのです。
とても上手に手作りしてあるチョコには息子の名前と可愛い花の飾りがついていたり、ハートの飾りがついていたりしました。
本当に「本命チョコ」と大人でも感じるほどの力作で、その子が心をこめて息子に作ってくれたのがよく伝わってきました。
確かに、息子のもったいないから食べたくない、可愛いから取っておきたいという気持ちを理解してあげたいのです。
でも、それは手作りチョコだから、早く食べないと腐ってしまうのではないか…とこっちは気が気でなりません。
もしも、毎日気になってチョコを見たとき、宝物にしているチョコからカビなんて生えていたらショックを受けるでしょう。
くださった御嬢さんにも申し訳ありませんし、息子も可哀想です。
どううまく伝えたら、その宝物にしているチョコを食べてくれるか…最近私の頭の中身はこの悩みでいっぱいです。

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