読書の流れ

私は本を読むのが好きだ。
きっと小さい頃に親がたくさん与えてくれたおかげだろう。
日本の童話などもよく読んでいたが、アンデルセン童話・イソップ物語・グリム童話などのほうが楽しくてよく読んでいた。
特に動物が出てくるものを好んでいた。

図鑑なども好きで、星座図鑑は何回読んだだろう。
特に星座図鑑に出てくる、その星座ごとの物語や伝説を良くよんでいた。
星座のものはハッピーエンドではないことも多くあった気がするが、何か惹きつけられるものがあった。
ヨーロッパ系の絵なども好きで、短編なので読みやすかった。
恐竜図鑑や動物図鑑も好きだ。
小さい頃にたくさん見て、図鑑がボロボロになった記憶もあったが、どこかに無いか実家で探してみた。
思い当たる場所をいくら探しても見つからなくて、がっかりした。
図鑑は大人になっても楽しめる。
小さい頃読んでいたものを、今読んだらまた違う感性で見れるのだろう。

 
基本的に私は猛獣系が好きだ。
恐竜も動物も肉食がかっこいい。
草食系も嫌いなわけではない。
綺麗に整った筋肉のついた足など、馬などの歩いたり走っている姿は綺麗だ。

でもやはり肉食動物の魅力は素晴らしい。
ヒョウ、虎、オオカミ・ジャガー・ピューマなど挙げるとキリがない。
でも私がかっこいいと思う動物は買えない。
飼いたいペットは、キツネリス・モモンガ・蛇・カメレオン・イグアナなどだ。
珍獣ショップに行きたいのだが、行ったら飼っちゃう気がして、今は画像だけで満足しておく。
私の動物好きに拍車をかけたのは「シートン動物記」だ。
動物の生態や本能、かっこよさをあそこまで表現されてしまうと好きにならずにいられるはずがない。
最初はオオカミの話を読み、あまりに魅了されて、ハードカバーのセットを親に懇願した記憶がある。
読むのはあっという間だった。
何回も読み返した。
何回読んでもかっこよく、動物が生きていることの逞しさや生き抜くことの厳しさを感じる。
シートン動物記も幾度となく読んでからは、小学生の少ないお小遣いで本を買っていた。
通常は文庫本、そうしても欲しくてハードカバーしか出てないものは、なかなか読めなかった。
小学生の頃は知らなかったが、中古の本屋さんを利用すれば、もっとあの頃に色んな本を読めたのに。
中学生あたりで推理や探偵ものを一時期読んでいた。
しかし、母が好きだという有名な推理小説を読んでからは、どの本を読んでもあまり面白いと思えなくなってしまった。
私はミステリー小説の最も面白いであろう作品を読んでしまった。
そして、最も面白いミステリー映画も見てしまったと思っている。
ミステリーは当分縁がないだろう。
その後は美容の本やダイエットや体についての本や雑誌を読むようになった。
そのおかげで姿勢も綺麗になり、10kg以上のダイエットに成功した。
いくつかは本などから抜粋した効果のあるストレッチや、食べ物などを集めたが、ほぼ自己流のダイエット法で痩せた
最近気が抜けているなという時には、ダイエットの雑誌や好きなモデルなどが出ている雑誌を見て、気を引き締める。
そして、ここ最近は自己啓発本や資格の勉強の本や実用書などが楽しい。
読むだけで自分が成長できる。
吸収できるものがある。
もちろん読んでもいまいちだったものもたくさんあるが、読んでみなければ分からない。
全体的に好きではない本でも、たった一行でも気に入ったものがあれば、それで満足できてしまう。
普段本を読まない人は、細かい字を見てると眠くなってしまうという。
面白い本に出会ったら、眠気も忘れて気が付いたら夜が明けてしまうくらい集中できるのに。
最近はあまり読みたいと思う本に出会えていない。
どこかに私を引き込んでしまうような面白い本は、どこかに無いだろうか。

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